東京都在住case214

ご依頼者様の基本情報

C様／50代／男性／東京都在住／会社員

受任前の状況

事情

C様は、勤務先からの歩合給が安定せず、給与が少なかった際の生活費の補填として借入れを始めました。その後、住宅を購入しましたが、収入が不安定なことに変わりがなく、生活費や返済原資を捻出するために借入れやカード利用を繰り返さざるを得ない悪循環に陥ってしまいました。

収入・資産の状況

収入：月収40万円
資産：預貯金80万円、保険解約返戻金12万円、有価証券80万円、自動車15万円、不動産（オーバーローン）

負債の状況

借入先	借入残高	毎月の返済額
Ａ社	3,610,000円	14,000円
Ｂ社	500,000円	15,000円
Ｃ銀行	1,040,000円	20,000円
Ｄカード	340,000円	15,000円
Ｅ銀行	2,130,000円	45,000円
Ｆカード	3,190,000円	50,000円
Ｇ銀行	1,050,000円	15,000円
合計	11,860,000円	174,000円
H銀行（住宅ローン）	61,510,000円	100,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先	借入残高	毎月の返済額
Ａ社	720,000円	20,000円
Ｂ社	100,000円	3,000円
Ｃ銀行	210,000円	6,000円
Ｄカード	70,000円	2,000円
Ｅ銀行	420,000円	11,000円
Ｆカード	640,000円	18,000円
Ｇ銀行	210,000円	6,000円
合計	2,370,000円	66,000円
H銀行（住宅ローン）	61,510,000円	100,000円

コメント

住宅ローンの返済が終わった自宅を有していたことなどから、自己破産ではなく、個人再生（給与所得者等再生）の方針としました。
借入原因等から家族に秘密で手続をしたいという希望がありましたので、郵便物等、細心の注意を払いながら、手続を進めました。
申立後、特段問題となる点はなく、履行テストも滞りなく実施できた結果、無事再生計画は認可されました。