個人再生の
解決事例

東京都在住case208

ご依頼者様の基本情報

W様/50代/男性/東京都在住/会社員

受任前の状況

事情

W様は、結婚後に生活費や家族旅行などの遊興費の支出が増え、借入れをすることが多くなっていきました。その後、住宅ローンを組み、自宅不動産を購入したことで、家計に占める債務返済費の割合がますます多くなっていきました。その結果、毎月の収入を上回る返済を継続することとなり、支払いが困難となったため、ご相談に来られました。

収入・資産の状況

収入:月収53万円(ほか賞与年額550万円)
資産:預貯金32万円 保険解約返戻金110万円 有価証券2万3000円 自動車3万3000円 自宅不動産3300万円(オーバーローン)

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
Aカード 110,000円 15,000円
B社 440,000円 150,000円
C銀行 220,000円 5,000円
Dファイナンス 1,340,000円 150,000円
Eカード 1,140,000円 45,000円
F社 5,670,000円 81,000円
Gカード 2,860,000円 50,000円
H銀行 500,000円 10,000円
I銀行 7,120,000円 54,000円
J社 740,000円 16,000円
K銀行 800,000円 20,000円
L社 3,280,000円 200,000円
Mファイナンス 110,000円 4,000円
合計 24,330,000円 800,000円
N銀行(住宅ローン) 33,710,000円 120,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
Aカード 15,000円 初回一括
B社 55,000円 3,000円
C銀行 30,000円 初回一括
Dファイナンス 165,000円 8,000円
Eカード 140,000円 7,000円
F社 700,000円 35,000円
Gカード 350,000円 18,000円
H銀行 60,000円 3,000円
I銀行 880,000円 44,000円
J社 90,000円 4,000円
K銀行 100,000円 5,000円
L社 400,000円 20,000円
Mファイナンス 15,000円 初回一括
合計 3,000,000円 147,000円
N銀行(住宅ローン) 33,710,000円 120,000円

コメント

W様は、年間で1000万円以上の収入があり、自宅を残すことを希望されたため、個人再生手続の方針としました。また、家族の入通院に使用するための自動車を残すことも希望しました。そのため、申立ての前後を通じて自動車ローン会社と別除権協定締結の交渉を行い、申立後に、再生委員と裁判所の許可を得た上で、原契約どおりの返済を内容とした別除件協定を締結し、自動車を残すことができました。
また、個人再生手続についても、コロナ禍の影響で通常よりも終結までに時間がかかりましたが、申立てから7ヶ月後に無事認可決定が下りました。

依頼者の声