個人再生の
解決事例
神奈川県在住case200
ご依頼者様の基本情報
O様/40代/女性/神奈川県在住/会社員
受任前の状況
事情
O様は、10年以上前から服や化粧品等の購入費及び外食費の支払いをクレジットカードで行っていました。そして、収入が上がっていくにつれてカードの利用額も増えていき、徐々に支払いが追い付かないようになったため、リボ払いへの変更や返済費の借り入れを行うようになりました。その結果、自転車操業状態となりました。
収入・資産の状況
収入:月収27万円(ほか賞与年額163万円)
資産:現金84万円 保険解約返戻金71万円 退職金見込額52万円 株式80万円 確定拠出年金708万円
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 780,000円 | 14,000円 |
A社 | 1,100,000円 | 20,000円 |
B銀行 | 860,000円 | 25,000円 |
C社 | 2,440,000円 | 35,000円 |
D銀行 | 1,050,000円 | 15,000円 |
Eカード | 280,000円 | 14,000円 |
Fカード | 930,000円 | 15,000円 |
G社 | 600,000円 | 14,000円 |
合計 | 7,260,000円 | 138,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 借入残高 | 3ヵ月ごとの返済額 |
---|---|---|
A社 | 240,000円 | 20,000円 |
B銀行 | 190,000円 | 15,000円 |
C社 | 530,000円 | 44,000円 |
D銀行 | 230,000円 | 19,000円 |
Eカード | 60,000円 | 5,000円 |
Fカード | 200,000円 | 17,000円 |
G社 | 130,000円 | 11,000円 |
合計 | 1,580,000円 | 131,000円 |
コメント
O様は安定した収入があり、多額の資産を保有されていたため、破産手続を避けて個人再生手続を選択しました。また、弁護士費用を短期間でお支払いいただけたため、受任から3ヶ月ほどで申立てを行うことができました。
申立ての際は、清算価値ベースでのお支払いになることが見込まれていたため、財産評価を丁寧に行いました。
申立後は、コロナ禍の影響で開始決定まで時間がかかりましたが、その後は円滑に手続きが進み、申立てから6ヶ月後に認可決定が下りました。