個人再生の
解決事例

茨城県在住case196

ご依頼者様の基本情報

K様/40代/男性/茨城県在住/会社員

受任前の状況

事情

K様は、転職を契機に、会社の同僚や知人との飲食費・交際費の支出が増大し、クレジットカードを利用する機会が多くなりました。さらに、数年前からパチンコにお金をかけるようになり、これまでに100万円以上を費消しました。その結果、借入れをしては返済を繰り返す状態となり、住宅ローンの返済もあったため、徐々に家計が回らなくなっていきました。そのため、債務整理のご相談に来られました。

収入・資産の状況

収入:月収26万円(ほか賞与年額100万円)
資産:保険解約返戻金12万円 退職金110万円 自動車(時価0円) 自宅不動産(資産価値166万円)

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
Aカード 180,000円 55,000円
B社 560,000円 14,000円
C銀行 520,000円 10,000円
D銀行 2,620,000円 25,000円
合計 3,880,000円 104,000円
E銀行(住宅ローン) 19,250,000円 67,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
Aカード 90,000円 5,000円

B社 280,000円 14,000円

C銀行 260,000円 13,000円

D銀行 1,300,000円 65,000円
合計 1,930,000円 97,000円
E銀行(住宅ローン) 19,250,000円 67,000円

コメント

K様は、安定した収入があり、ご自宅も所有されていたため、破産手続ではなく、小規模個人再生手続きを選択しました。
申立後に、勤務会社の部署の変更による収入の減少がありましたが、履行テストへの影響はなく、滞りなく積立てができました。その結果、申立てから6ヶ月後に認可決定を得ることができました。
また、K様は、今後の返済についてご心配されていたので、現在の家計状況と今後の返済金額から判断すると、履行は可能であることを説明しました。そして、支出の抑制と万が一の場合に備えて、余裕のある時には貯蓄していただくことをお伝えました。