個人再生の
解決事例

神奈川県在住case185

ご依頼者様の基本情報

Z様/30代/男性/神奈川県在住/会社員

受任前の状況

事情

Z様は、3年ほど前からFX取引を行うようになり、1000万円以上の損失を出してしまい、多額の負債が残りました。家族の協力を得て返済を続けられましたが、元金がなかなか減らず、独力での返済が難しくなったため、当事務所へご相談にいらっしゃいました。

収入・資産の状況

収入:月収38万円(ほか賞与年額75万円)
資産:預貯金27万円 退職金77万円 保険解約返戻金24万円 自動車(時価205万円) 戸建住宅(オーバーローンのため時価0円)

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
Aカード 3,560,000円 60,000円

B社 1,130,000円 100,000円
Cカード 1,160,000円 30,000円
Dカード 790,000円 20,000円
Eカード 1,840,000円 70,000円
F銀行 2,720,000円 40,000円
G銀行 490,000円 10,000円
H社 190,000円 20,000円
I社 220,000円 3,000円
合計 12,100,000円 353,000円
J銀行(住宅ローン) 32,730,000円 110,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
Aカード 790,000円 65,000円
B社 250,000円 20,000円
Cカード 260,000円 20,000円
Dカード 180,000円 15,000円
Eカード 410,000円 35,000円
F銀行 610,000円 50,000円
G銀行 110,000円 10,000円
H社 40,000円 初回一括
I社 50,000円 初回一括
合計 2,700,000円 215,000円
J銀行(住宅ローン) 32,730,000円 110,000円

コメント

Z様は、正社員として勤務する傍ら、インターネットで購入した雑貨等を販売する事業を副業とする等、多額の収入を得られていました。そして、ご自宅もお持ちだったため、個人再生手続(小規模個人再生)を選択しました。
申立てにあたり、暗号資産(仮想通貨)の評価額が問題となりました。そのため、当該暗号資産がICO(新規公開暗号資産)で上場の時期が未定であり、価値の暴落を防ぐためのロックアップがかかっているため自由に売却することができないことを確認し、実質的な価値が0円であることを裁判所に報告しました。
その結果、再生委員が選任されることもなく、暗号資産が清算価値に計上されることもなく、申立てから4ヶ月後に認可決定が下りました。

依頼者の声