個人再生の
解決事例

埼玉県在住case182

ご依頼者様の基本情報

W様/30代/男性/埼玉県在住/公務員

受任前の状況

事情

W様は、子らを養育する中で、公務員に転職しようと考え、仕事をしながら公務員試験の勉強をしていましたが、仕事と勉強の両立のストレスからギャンブルをするようになってしまい、ギャンブル資金捻出のため、借入れをするようになりました。また、住宅を購入したため、住宅ローンの負担も生じました。その後、公務員への転職は実現しましたが、返済のために借入れを繰り返さざるを得ない状況になってしまいました。

収入・資産の状況

収入:月収36万円(ほか賞与年額110万円)
資産:現金30万円、確定拠出年金50万円、退職金見込額30万円、保険解約返戻金15万円、不動産(オーバーローン)

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 510,000円 10,000円
B社 20,000円 5,000円
C社 2,920,000円 150,000円
D銀行 2,280,000円 25,000円
E社 1,740,000円 14,000円
F社 120,000円 3,000円
Gカード 360,000円 10,000円
H社 50,000円 50,000円
I社 90,000円 49,000円
合計 8,090,000円 316,000円
J銀行(住宅ローン) 15,540,000円 63,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 借入残高 3ヵ月ごとの返済額
A社 100,000円 8,000円
B社 3,000円 初回一括
C社 580,000円 49,000円
D銀行 460,000円 38,000円
E社 350,000円 29,000円
F社 24,000円 初回一括
Gカード 73,000円 6,000円
H社 11,000円 初回一括
I社 18,000円 初回一括
合計 1,619,000円 130,000円
J銀行(住宅ローン) 15,540,000円 63,000円

コメント

自宅を残したいという意向でしたので、小規模個人再生の方針としました。
申立後、個人再生が付されましたが、継続して家計表を提出するなどして、履行可能性については問題ない旨の認識を得ることができました。
結果、債権者から過半数の反対もなく、無事再生計画は認可されました。