個人再生の
解決事例
千葉県在住case153
ご依頼者様の基本情報
Q様/50代/男性/千葉県在住/会社員
受任前の状況
事情
Q様は、10年程前から、物品購入費や友人らとの交際費の支払いに充てるために、キャッシングやリボショッピングを頻繁に利用するようになりました。そして、少しずつ返済額が多くなっていったため、借入先を増やし、返済のための借入れをするようになり、債務が増大していきました。また、パチンコにも150万円以上費消し、生活がいよいよ厳しくなったため、ご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収28万円
資産:銀行預金74万円 退職金137万円
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
Aカード | 1,580,000円 | 38,000円 |
B銀行 | 1,260,000円 | 30,000円 |
C銀行 | 500,000円 | 10,000円 |
D銀行 | 1,080,000円 | 20,000円 |
合計 | 4,420,000円 | 98,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
Aカード | 360,000円 | 10,000円 |
B銀行 | 280,000円 | 80,000円 |
C銀行 | 110,000円 | 3,000円 |
D銀行 | 250,000円 | 7,000円 |
合計 | 1,000,000円 | 28,000円 |
コメント
Q様は、実家にお住まいで月収も30万円近くあり、個人再生による返済が十分に可能な状況でした。そのため、個人再生手続(小規模個人再生)を選択しました。
申立前に長年勤めていた会社を辞めて転職をしましたが、その際の退職金の一部を弁護士費用に充て、残りの退職金70万円は債権者への返済原資として保管しました。
申立後は、滞りなく手続きは進み、申立てから3ヶ月後に再生計画案の認可を得られました。
Q様は、支払総額(100万円)の7割を既に確保できているため、余裕をもって返済できると安堵されていました。