個人再生の
解決事例

千葉県在住case142

ご依頼者様の基本情報

F様/40代/男性/千葉県在住/会社員

受任前の状況

事情

F様は、仕事のストレスの捌け口として、スロット等のギャンブルにのめり込んでしまい、多いときで月に数十万円を費やすこともありました。ギャンブル費用を捻出するため、借入れに依存するようになり、次第に返済が困難になってしまいました。

収入・資産の状況

収入:月収47万円(ほか賞与年額50万円)
資産:退職金見込額580万円,保険解約返戻金120万円

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 1,538,400円 29,000円
B社 1,004,000円 33,000円
C社 302,000円 14,000円
D社 202,000円 5,000円
E社 1,014,000円 33,000円
F社 510,000円 13,000円
G社 404,000円 23,000円
H社 3,030,000円 40,000円
I社 500,000円 10,000円
J社 510,000円 10,000円
K社 93,000円 3,000円
合計 9,107,400円 213,000円

受任後の状況

個人再生後の返済状況

借入先 認可された弁済総額 毎月の返済額
A社 357,000円 9,900円
B社 214,000円 6,000円
C社 65,000円 1,800円
D社 43,000円 1,200円
E社 217,000円 6,000円
F社 113,000円 3,000円
G社 90,000円 2,500円
H社 680,000円 18,000円
I社 113,000円 3,100円
J社 109,000円 3,000円
K社 21,000円 初回一括
合計 2,022,000円 54,500円

コメント

借金総額は900万円を超えて多額であり、かつ、借入原因がほぼギャンブルのためであったため、自己破産の場合は、明確な免責不許可事由があり、免責が認められないおそれがありました。そのため、個人再生(小規模個人再生)の方針としました。
個人再生による返済総額は、退職金見込額や保険解約返戻金が相当程度あったことから、債務基準(借金総額の1/5)ではなく、清算価値基準になることが見込まれましたが、安定した収入があり、十分に返済が可能な状況でした。
申立後、特段問題となる点はなく手続は進み、再生計画は無事認可され、家計の再建を図ることができました。