個人再生の
解決事例
東京都在住case145
ご依頼者様の基本情報
H様/30代/男性/東京都在住/会社員
受任前の状況
事情
H様は、学生時代から物品の購入費や遊興費の支払いをリボ払いで行う生活を続けていたため、就職した時点で既に債務総額が150万円以上になっていました。その後もFX取引によって100万円近くの損失を出し、その補填のために更に借入れを行うようになり、次々と借入先を増やしていき、その結果、毎月の返済が追いつかず滞納するようになったため、ご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収27万円
資産:自動車(評価額15万円)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 2,550,000円 | 40,000円 |
Bカード | 340,000円 | 100,000円 |
Cカード | 330,000円 | 110,000円 |
Dカード | 790,000円 | 18,000円 |
E銀行 | 330,000円 | 10,000円 |
F銀行 | 460,000円 | 10,000円 |
G銀行 | 1,110,000円 | 15,000円 |
Hファイナンス | 1,550,000円 | 27,000円 |
合計 | 7,460,000円 | 330,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 認可された弁済総額 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 510,000円 | 14,000円 |
Bカード | 70,000円 | 2,000円 |
Cカード | 70,000円 | 2,000円 |
Dカード | 160,000円 | 4,000円 |
E銀行 | 70,000円 | 2,000円 |
F銀行 | 90,000円 | 3,000円 |
G銀行 | 220,000円 | 6,000円 |
Hファイナンス | 310,000円 | 8,000円 |
合計 | 1,500,000円 | 41,000円 |
コメント
弁護士介入後、H様は収支管理を十分に行い、債権者への返済に充てる原資を積み立てられる生活状況になりました。また、浪費による借入れが見受けられ、免責不許可事由に該当する可能性もありました。そのため、小規模個人再生手続を選択しました。
申立後は、履行可能性テストによる毎月の積立を遅れずに行い、債権者からの反対もなかったため、円滑に手続は進みました。そして、申立てから半年後に無事認可決定が下りました。