個人再生の
解決事例
神奈川県在住case136
ご依頼者様の基本情報
Z様/40代/女性/神奈川県在住/パート
受任前の状況
事情
Z様は、夫と連帯して住宅ローンを組んで自宅を購入しました。その後、夫の転職に伴い、パートをするようになりましたが、子の大学進学にあたり教育費の負担が増大したことから、生活費を補填するため、借入れが増大しました。
しかし、夫の借金も増加の一途をたどり、家計として返済が困難になったことから、夫婦ともに相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収16万円(ほか賞与年額90万円)
資産:現金25万円,バイク0円,戸建住宅(オーバーローン)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 190,000円 | 15,000円 |
B社 | 460,000円 | 10,000円 |
C社 | 220,000円 | 5,000円 |
D社 | 1,530,000円 | 30,000円 |
E社 | 2,150,000円 | 保証債務の為、支払なし |
F社 | 70,000円 | 5,000円 |
G社 | 1,460,000円 | 8,000円 |
合計(住宅ローン除く) | 6,080,000円 | 73,000円 |
H社(住宅ローン) | 22,730,000円 | 130,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 認可された弁済総額 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 40,000円 | 初回一括 |
B社 | 90,000円 | 2,000円 |
C社 | 40,000円 | 500円 |
D社 | 310,000円 | 5,000円 |
E社 | 430,000円 | 7,000円 |
F社 | 20,000円 | 初回一括 |
G社 | 290,000円 | 5,000円 |
合計(住宅ローン除く) | 1,220,000円 | 19,500円 |
H社(住宅ローン) | 22,730,000円 | 130,000円 |
コメント
夫婦ともに自宅を残したいという強い希望がありましたので、夫婦ともに個人再生の方針としました。また、一部の債権者が過半数の債権を有していたことから、給与所得者等再生の手続を選択しました。
受任後、再生計画による弁済原資が捻出できるよう、毎月家計表を作成し、家計の改善を図りました。
申立後、特段問題となる点はなく、夫婦ともに再生計画は無事認可されました。結果、家計の再建を図ることができ、住宅も残すことが可能になりました。