個人再生の
解決事例

千葉県在住case316

ご依頼者様の基本情報

X様/60代/男性/千葉県在住/会社員

受任前の状況

事情

X様は、東日本大震災により、転居や妻子との別居を余儀なくされたこと、子らの大学進学による教育費の負担が増加したことから、借入れやカード利用を繰り返しました。投資により一攫千金を試みましたが、結果として失敗に終わり、負債を増やしてしまいました。

収入・資産の状況

収入:月収22万円(ほか賞与年額25万円)
資産:預金36万円,保険解約返戻金63万円,自動車2万円,不動産50万円

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A銀行 4,700,000円 15,000円
B銀行 110,000円 14,000円
C社 2,200,000円 40,000円
D社 1,400,000円 25,000円
E社 910,000円 27,000円
F社 830,000円 33,000円
G社 480,000円 33,000円
Hカード 510,000円 19,000円
Iカード 36,000円 6,000円
J社 130,000円 2,000円
合計 11,306,000円 214,000円

個人再生後の返済状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A銀行 990,000円 21,000円
B銀行 23,000円 初回一括
C社 460,000円 10,000円
D社 300,000円 6,000円
E社 190,000円 4,000円
F社 180,000円 4,000円
G社 100,000円 2,000円
Hカード 100,000円 2,000円
Iカード 8,000円 初回一括
J社 3,000円 初回一括
合計 2,354,000円 49,000円

コメント

少しでも返済をしたいという強い意向があったこと、破産の場合は免責不許可事由に該当し得たことから、給与所得者等再生の方針としました。妻の収入の点で可処分所得額の算定にあたり、裁判所から疑義がありましたが、住民税や社会保険料の点でこれらが非課税の場合よりも実質的な手取収入は少ないことを詳細に主張した結果、扶養者として認められ、結果として、返済総額を抑えることができました。その後、無事再生計画は認可され、家計の改善を図ることができました。

依頼者の声