個人再生の
解決事例
東京都在住case304
ご依頼者様の基本情報
M様/30代/男性別/東京都在住/会社員
受任前の状況
事情
M様は、友人と一緒に競馬に傾倒するようになり、その資金を借入れやカード利用で賄うようになり、その返済が困難となりました。
収入・資産の状況
収入:月収26万円(ほか賞与年額16万円)
資産:現金25万円、預貯金10万円、退職金30万円、保険解約返戻金130万
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
Aカード | 2,000,000円 | 70,000円 |
B社 | 1,050,000円 | 20,000円 |
Cカード | 1,000,000円 | 55,000円 |
D社 | 530,000円 | 13,000円 |
E社 | 340,000円 | 9,000円 |
F社 | 710,000円 | 55,000円 |
合計 | 5,630,000円 | 222,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 借入残高 | 3ヶ月ごとの返済額 |
---|---|---|
Aカード | 480,000円 | 40,000円 |
B社 | 250,000円 | 21,000円 |
Cカード | 250,000円 | 21,000円 |
D社 | 125,000円 | 11,000円 |
E社 | 80,000円 | 7,000円 |
F社 | 170,000円 | 14,000円 |
合計 | 1,355,000円 | 114,000円 |
コメント
破産の場合、免責不許可事由に該当することから、小規模個人再生の方針としました。
受任後、競馬は一切やめていただき、家計から返済原資が捻出できるよう努めました。
申立後、友人と出資していた競馬の投資商品の扱いが問題となりましたが、友人との共同出資関係を解消するなどの対応をしたため、個人再生委員の理解を得ることができました。
書面決議でも過半数の反対は出ず、無事再生計画は認可となりました。