個人再生の
解決事例
千葉県在住case173
ご依頼者様の基本情報
N様/50代/男性/千葉県在住/会社員
受任前の状況
事情
N様は、FX取引によって300万円以上の損失を出し、その補填をするために複数の銀行から借入れをしました。その後、相続をした不動産を抵当に入れて、不動産担保ローンによる借入れで債務を1本化しました。その結果、完済して借入枠が空いた銀行から再度借入れをして生活を回すようになり、自転車操業状態となったため、ご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収30万円(ほか賞与年額94万円)
資産:自動車(時価10万円)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 2,600,000円 | 36,000円 |
B社 | 1,970,000円 | 18,000円 |
C銀行 | 750,000円 | 14,000円 |
D銀行 | 2,130,000円 | 24,000円 |
E社 | 760,000円 | 17,000円 |
合計 | 8,210,000円 | 109,000円 |
受任後の状況
個人再生後の返済状況
借入先 | 借入残高 | 3ヵ月ごとの返済額 |
---|---|---|
A社 | 520,000円 | 43,000円 |
B社 | 390,000円 | 33,000円 |
C銀行 | 150,000円 | 12,000円 |
D銀行 | 430,000円 | 36,000円 |
E社 | 150,000円 | 13,000円 |
合計 | 1,640,000円 | 137,000円 |
コメント
N様は、相続した不動産を残すことを希望されたため、当初任意整理手続の方針としました。しかし、毎月の返済額が10万円以上だったため、1年ほどで支払いが困難となり、再度の協議の末、不動産を任意売却した後、小規模個人再生を行うこととなりました。
不動産の任意売却は円滑に進み、依頼から3ヶ月ほどで希望価格での売却となりました。
その後の申立ては、円滑に手続きが進み、4ヶ月後に認可決定が下りました。